スイカの意地?2010/07/06 21:36



この前 収穫間近の一番果が割れてしまった小玉スイカ。
残るスイカは上の写真にある一番果 1つだけとなってしまった。

これだけでも大事に育てて収穫しようと思った ある梅雨の晴れ間の日、
棚の上の方まで伸びたスイカの蔓の先の方に、最近は全然見かけなかった
雌花がたくさんついていた。

ダメもとで人工受粉をしてみたら、なんと大半の雌花が受粉に成功!
なかには双子の雌花もあったけれど、そのどちらの受粉もうまくいった。

<受粉に成功したスイカ達。上のほうにいます>

双子のスイカ含め、今どんどん実が大きくなりスイカの形になり、
棚からぶら下がるようになってきています。

やってみたいと思っていたことが現実になった。

       <棚からぶら下がるスイカ>

                              <双子スイカ>

しかし急に実が生りだしたのはどうしてだろう? 

割れたスイカを収穫したから、その分 栄養が回るようになったからなのか、
それとも割れたスイカの代わりに、まだ元気だということを見せようとしている
スイカの意地なのか。

野菜の本とかには小玉スイカは1株に2~4個に絞って育てましょうと
書いてあったけれど、ここまできたらスイカの意地を受け止めるため、
このまま受粉したスイカは育てていきたいと思う。
また割れてしまわないように、早速 手作り専用ネットを準備していこう(もらおう)。




と思ったけれど、さすがに双子スイカだけはこのまま育てていくと
共倒れになりそうな気がしたので、思い切って片方を摘果しました。
      <摘果した双子スイカの片方>

摘果したスイカは 恒例の「とりあえず食べてみよう!」をやってみることとした。
食べ方は簡単に輪切りにしての生食。
<輪切りスイカ。キュウリといってもばれない見た目>

皮の部分は固くて無理だったけど、中身の白いところは、食感はナシに似ていて、
味は微かに甘くなかなかいけると自分は思ったけれど、家族から賛同の声なし。
「味がない」「苦い」とか言われる始末・・・
仕方ないので全部一人で食べました。
最後の方は青臭さでいっぱいになり気持ち悪くなった・・・

でもこれで摘果したスイカも成仏してくれるだろう。

残されたスイカには大きく甘くなるよう頑張って欲しいな。